下関のレトルピアノ教室は、あなたに寄り添うピアノ教室です!
レトルピアノ教室
Lettle piano room
「ペンストッパー」を作ってみました
ペンストッパーとは?
「ペンストッパー」とは、勝手にそう呼んでみただけなので、実際にある商品はないです。
ピアノの中に、ペンや紙、その他が、入って取れなく恐怖から解放されるために、作ってみました。
手作りです。
グランドピアノは、本体と鍵盤のふたの間に、隙間があり、
その隙間から、ものが入ってしまうと、本体の中に入り込んで、簡単に取れなくなってしまう。
という欠点があります。
それが、小さな紙切れぐらいなら、さほど影響はありませんが、ペンなどが入ってしまうと、
ハンマーに触って、演奏に影響してしまいます。
余程、技術がないと、自分でふたをとって、取り出す。
という事は困難です。
そうなると、調律の方に、連絡をとり、わざわざ来ていただかないといけません。
そんな事をたびたび繰り返すわけには行かないので、
落とさないように、いつも神経をとがらせてレッスンしなければいけません。
特に、小さな生徒さんは、ふたが目の前に、丁度いい感じで、出ているのでつい、持ってしまいます。
ふたが、動いた瞬間に、振動で譜面縦においてあるものが落ちて入ってしまいます。
ペンは、おかないようしています。
しかし、気をつけていても、想像以上のものが、入ってしまう事があります。
そして、
昔ほどではありませんが、ふたが急に閉まると、怪我をする恐れもあります。
そこで、考えたのが、「ペンストッパー」です。
作る上で気をつけたところ
ピアノを傷つけない素材選び
素材は、布ですが、布でも、ピアノを傷つける可能性はあります。
ピアノは、紙でも傷ついてしまいます。
譜面台は、そのまま使っていると、楽譜により細かいキズがついてしまいます。
柔らかい布ならなんでもよさそうですが、フェルトなどの化学繊維も、細かいキズがつきやすいです。
なので、綿100%にこだわりました。
縫うのは簡単、ピアノの幅を計って、まっすぐに縫い、
ふたの先端部分に、引っ掛けられるように、両端に折り返しをつけました。
ただ、ミシンがないので、大変に。
出来栄え・評価
ピアノにつけて弾いてみました。
家では、ピアノの中に、ほこりが入らないように、専用パネルを入れています。
その上に這うように、布を敷きました。
結果は、まあまあだと思います。
「ものが落ちないようになった。」という点では、100点です。
しかし、あまり長く布を伸ばすと、防音効果もプラスされてしまう感じがしました。
それが良い場合もあるとは思いますが、
小さくしたくない場合は、長さを短く畳んだ方が良いみたいです。
後は、布の厚みです。
しっかりしたほうがと思いましたが、あまり厚いと、ピアノの中にしまうのが大変になります。
また、幅もそこまできっちり無くても、良かったかと思いました。
ピアノの引っ掛け方を工夫すれば、そんなに長きなくてもよさそうです。
まだまだ改良の余地がありそうです。