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8.ペルシャの市場にて ケテルビー

2024年4月28日 本番の演奏


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小学6年生と中学2年生の演奏です。
偶然、二人が同じ曲をリクエストしていたので、
一緒に弾いてもらう事にしました。
知り合いではあのません。
■「ペルシャの市場にて」アレンジについて
この曲のアレンジは、エレクトーンパートはオーケストラスコアわ元に、 レジストパーカーションを作りました。
ピアノは、連弾楽譜を元にしています。

この曲は、誰でも知っている定番曲と思っていましたが、 若い世代はなじみがないようです。
そういえば、あまりテレビなどでかからなくなってきた気がします。
自分的には、松武秀樹さんのコンピーターを使ったアレンジがとても印象に残っていて、大好きな曲です。

 

「ペルシャの市場にて」について

「ペルシャの市場にて」は、イギリスの作曲家アルバート・ケテルビーが1920年に作曲した合唱付きの管弦楽曲です。
作曲者によって『情景的間奏曲』という副題が付けられています。

この曲が作曲された経緯は、当時放送局のディレクターを担当していたケテルビーが、
とある番組の穴埋めのために急遽作曲したともいわれています。

この曲からはペルシャの市場の風景が、感じとれます。
砂漠からキャラバンが街の市場に近づき、
出入りするラクダの隊商や蛇使い、占い師、物乞いなどを思わせる曲のモチーフが想像出来ます。

途中、男声合唱による歌声が入ります。
この声は「バクシーシ、バクシーシ」といっています。
バクシーシとは、喜捨のこと。
イスラームの教えで、持てるものが持てないものに当然に援助する教えです。
裕福な旅人に、物乞いがねだっているのでしょう。
市場の喧騒をあらわしています。

途中曲は一転し、ヘ長調に転調。
テンポもゆっくりになります。
この部分は、『王女の到来』と呼ばれます。

その後、花火の打ち上げのような、ファンファーレで盛り上がりでクライマックスを迎え、
そのあとは、同じテーマが繰り返されて、
再び砂漠の彼方に去って行くキャラバンを表現するモチーフによって消えていくように静かに曲は終わります。

アルバート・ウィリアム・ケテルビーについて

作曲者のアルバート・ウィリアム・ケテルビー(1875年8月9日 - 1959年11月26日)は、
イングランドの作曲家・指揮者・ピアニスト・音楽ディレクターです。
こ曲以外、有名な曲はありませんが
13歳で初の本格的な作品「ピアノフォルテのためのソナタ」を作曲、
16歳でウィンブルドンのセント・ジョン教会のオルガン奏者に迎えられる。
1912年(37歳)『ファントム・メロディ』が大ヒットしてからは、
アラビアや東南アジアの民族音楽や日本の国歌「君が代」をモチーフとして用いるなど、
オリエンタリズムに基づいた異国趣味的な作品を多く遺しています。

 

2023年発表会 演奏曲目・目次

★アンサンブル曲の解説はこちらからご覧になれます
1.ワニのさんぽ ホロヴィッツ
2.どうぶつメドレー(山の音楽家~ぞうさん~かえるの合唱~かっこう)
3.トルコ行進曲Op.113-4 ベートーベン
4.となりのトトロメドレー(さんぽ~風のとおり道~となりのトトロ) 久石 譲
5.人形の夢と目覚め Op.202-4 エステン
6.「くるみ割り人形」Op.71a  行進曲 チャイコフスキー
7.愛のあいさつOp.12 エルガー
8.ペルシャの市場にて ケテルビー
9.ピカデリー サティ
10.トルコ行進曲K.311 モーツァルト
2024年 発表会Top

 

 

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